15期終了◇会社設立日

コロナも落ちつきいよいよ日常を取り戻しそうな2023年、2月で15期終了、そして今日3月17日会社設立日…無事15期連続成長で終えることが出来そうです。

店舗売上がコロナ前の水準まで戻り、完全復活!その間成長で支えたECと合わせ良いスコアで終えることが出来ました◇しかもさらなる成長の種が芽生えているのでこの先が楽しみでもあります。

ECサイトは13周年で買付/集客/販売/デザイン設計/製造(最終仕上げは外注 )まで自社で完結できることが現ステージでは最大の強みです。イベント参加など一時的な売上増より小売店として確実な成長を続ける為、日々の運営を大事にし顧客と信頼関係を重ねる、今後もそれは変わりません。私たちの成長は利用者様にとってバリューアップでもあるので無理ないペースで引き続き継続成長を目指しています。

創業3年目卸しながら小売移行を決断したのですが、その時にやることよりもやらない事を決めてスタートしました。具体的にどんなものか挙げてみます。

・外部イベントに参加しない

・自社展示会は年2回迄

・EC主体

・多店舗展開しない

・製品販売しない

・委託(借り物)商品で商売しない

・値引き商法しない

当時の一般的なジュエリー店と真逆ですね笑 とにかくECで安定的に受注することを目指し上記のやらない事を決め、その上でご利用いただく為にを考え実行してきた結果、13年連続受注増で成長しております◇ただ売上最優先ではありません。やらない事を決めたのは展示会商法(集客・商品を外部に頼る)で衰退した小売店を見て、昭和・平成スタイル(分業)では今後の成長は難しいと判断したから。

昭和から続く流通は分業で小売店は顧客とのつながり・集客が重要で商品は卸やメーカーに頼るというのが当たり前でした(逆に範囲外をやるのはご法度的な感じ)。商品は委託、集客は卸・メーカー主導の展示会というスタイルが2000年代まで全国小売店で数字を上げていましたが、2010年頃にはそのスタイルが崩壊しているのが明白でした。EC~スマホの登場が大きかったけど多くの小売店は在庫リスク少ない展示会商法から抜け出せなかった。

そんな状況を目の当たりにし、外部依存ではなく自力成長を選択◇自分達で国内外で買付・在庫し、集客し、販売し、デザインし、設計・原型を製作し、製品に仕上げる(※これを私は自力と呼びます)道を地道に作ってきました。ECショップ(この規模感)で一定レベルのモノづくりまでできる店案外少なかったりします。コロナ禍でも成長を続けられたのは自力あってのことと実感してます。ただジュエリーで高度なモノづくりは今日明日で出来るものではないので、受注制限しないといけない局面が昨年度発生しました。今はCADや3Dプリンターなど様々なテクノロジーが登場しモノ作りの現場も変わってきておりますが、全自動化はできません。最終的には人が必要ですので、優秀な職人の確保・育成この辺りの課題は当社だけでなく業界全体でこれから大きくなってきそうです。

右から左の商売ではなく、自力にこだわりスタート時に決めたやらない事を守り一定の成果を上げる。多分同業から見ると稀な存在かもしれませんね笑

とまぁ自分一人考え目指していても一緒に歩むスタッフに共通の意識がなければ成長できません。やはり共有が大切です。当社ではスタッフ全員(アルバイト・パート含む)に細かな数字を発表し、現状や目指すところ、判断基準など明確にしそれぞれの役割の意味を把握しもらうようにしています。日々忙しなく業務をしていると注文が当たり前になったり、顧客ではなく業務こなすことが最優先になってしまいがちですが、その日々の業務はお客様からのアクションあって初めて発生するという事、何が優先・大切か小売の本質を定期的に共有するようにしています。こんな時勢ですがやることをやればしっかり結果は残りますし、着実に支持いただけます。

コロナで増えた宝石・ジュエリーECショップを見ていても、一部のカテゴリーが競争過多で、単なるモノ売り合戦で顧客争奪戦しています。ジュエリーの本質を理解し自身および顧客と向きあうお店は変わらず盛況のように感じます。当社は引き続き独自の道で新しいジュエリーショップを目指していきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

画像は先日行ったミーテイング資料の表紙、全部で36ページあります。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA